山行

 

 

 

自分の中にあるネガを手放すために
山行と滝行に行ってきた

高所恐怖症の私
いくと決めてからも山行にかなりビビっていたが

日が近づくにつれ、もう降参状態

前日、準備する私はかなり淡々としていた

山の麓の鳥居をくぐるともう戻れない

出だしから垂直(に見える)鎖場

手で登るな、足で登れと言われても

肩や手に力が入るし

力が入るから鎖が揺れる

必死になって登った

なんとか登ると
既に肩、腕に乳酸が溜まり

手が笑っている

少しいくとまた鎖場

登ってくうちに

足場を目で探すことを覚え登るのが少し楽になる

そしてまた鎖場

無我夢中で登ったが、これが続くと思うとやり切れるか不安が頭によぎる

でも容赦なく降りる鎖場、岩の狭い尾根と次から次に来るので

そんなこと考えてる暇なく無心になるしか無かった

無心で淡々とこなしていくだけ

そんな2時間だった

無心で目の前のことに集中状態を体験して

普段いかに思考や感情に左右されていか

グラウンディング強化の

山行の意味を体感してきた